地域に安心と自立をもたらすコミュニティを創ろう

電子個性通価

電子個性通価(通貨)・ボランティアポイントと地域コミュニティ

「ぼく、角のタバコ屋で いこい ば買って来てくれんね」
「今日、家ば留守するけん、頼むね」
「庭ば掃除するけん、草むしり手伝って」
「買い物に行くなら、ついでに買って来て」
「醤油がなくなったけん、貸して」
「今日は、きついけん犬の散歩してきて」

私の幼少の頃、自然に近所で行われていた助け合いです。


「ありがとう、お菓子と10円とどっちが良いね」
「助かった、これお土産たい」
「きつかったね、ご飯食べていかんね」
「ちょっと少なかけど、おっそわけ」
「良かった、テレビみていかんね」

そのお礼として、自然にかえってきた言葉です。
お互いの関係を認め合い尊重し、お金がなくても心豊かに生きる思いやりがありました。

あれから、僅かウン十年。

  • 高度成長を期に企業の売り上げ至上主義とシェア争いは激化し
    モアアンドモアの利益追求競争はグローバル化しました。
    成長し続けなければ成り立たない貨幣経済は破綻、倒産、失業を生みます。
    更に、お金という富を日夜追い求め、カネにカネを生ませ膨張した金融経済システムも破綻しました。
  • 結果もたらされたのは、お金の支配による貧富の差、不安ですさんだ心、そして地球規模に広がった環境破壊です。

  • 本来、お金とは物やサービスの入手手段として、その価値に相当な代替として流通する便利な交換物であるはずです。しかし、いつしか資産、貯蓄、運用という現実経済とは違う世界にお金が使われ、増殖され、富が一部に集中し、国家の思惑が介在するようになり、お金がなくては生きていけない世の中に変貌したのです。

  • 経済の規模を適正に維持し、社会的破綻を起こさないためには、国や雇用に依存しないでも生きることが出来る、思いやりの人間ネットワークが必要なのです。
  • 昔の、自然なありがとうの行為は、人を守り、人を育て、人を勇気づけました。いま、それに戻ることはできません。歴史は流れの中で進むしかありません。

競争のマネーから感謝の協働、連携へのポイント

  • それに気づいた人たちから、2000年を境に全国各地でさまざまな試みがなされています。地域通貨、タイムダラー(時間預託)など、現金を介在しない地域に住む方どおしの、物やサービスの交換です。それは必要な物、サービスの利用と同時に、自分の存在や価値を呈示、提供、約束する自立の仕組みです。
  • 参加者は個人だけ、個人と商業者。また提供物はサービスだけ、サービスと物。いろいろな形態があります。

  • 今こそ同じ地域に住む人を理解し、お互いの存在を認め合い、活かしあい助け合う気持ちを育てて行きたいものです。その根底は慈しみの心、わかりやすい言葉で言えばボランティアです。そのボランティアの心を広げつないで、喜びや価値を数値に置き換えたポイント。そうです、それがボランティアポイントです。
  • この仕組みを取り入れていけば自治の意識が芽生えます。国や行政に依存してきた事なかれ主義では、地域は衰退するばかりです。自分たちで出来ることを考え問題を解決する時です。

地域内の非市場は自らが守りあうセーフティーネット

  • 昔と違って、今はITが発達しています。これを使わない手はありません。誰がいるのか?何があるのか?価値の交換と計算?インターネットは一番得意です。昔のほのぼのとしたあのやり取りの範囲と利用のスピードとは比べ物になりません。ネットの口コミで一気に地域を網羅することができます。そしてその中から志ある社会起業家も生まれてくるでしょう!
  • 思いやりと助けあいのネットがあれば、自立の希望と勇気が芽生え、餓死者も失業も凶悪な事件もなくなります。勿論、環境問題の解決にもにおおいにつながります。不要な物が必要な物に変わり、お金で買うサービスを自前で解決するため、無駄な営業活動の必要性がなくなるからです。
  • もう一つ、事業者にもプラスになるでしょう。無駄なお金を使わなくなった結果として、そのお金がプロの良質な商品、サービスへと利用があてられるからです。良質な商品、サービスの確認は、コミュニティが密なネットですからその信用性と口コミ力は抜群です!本当に価値ある地域の伝統ある産業を守る事にもつながります。

電子個性通貨にてボランティアポイントシステムの運用を研究しています。

  • システムに参加する人はその地域の方々となりますが、全国で使える汎用性あるシステムです。ソーシャルプロシューマー(社会に有益な生活者)、社会起業家、そして素晴らしい全国ネットの地域社会を創造する、この仕組みを共有する賛同者を募集します。

ボランティアポイントとは?

個人の思いやり、知恵、汗をポイントという御礼の価値で評価し相互交流する仕組み。

目的

  • 1.自身の役立ちの発見と磨き
  • 2.人と人の助け合いと生かし合い
  • 3.自立と安心と感動のライフラインづくり

電子個性通貨システム開発のご支援よろしくお願いします。

下記の3点を目的とします。

  • 1.自身の役立ちの発見と磨き
  • 2.人と人の助け合いと生かし合い
  • 3.自立と安心と感動のライフラインづくり
    ボランティアポイントとは? 個人の思いやり、知恵、汗をポイントという御礼の価値で評価し相互交流する仕組みです。

ボランティアポイント=電子個性通貨の概念図と解説

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